宇都宮ラブストーリー

たまには妄想ネタでも。そうみぃたん☆ぶろぐ「宇都宮や」を踏まえて読んでください。


いのけんはとある週末、宇都宮に来ていた。
「宇都宮にはたまに来てるけど、大学構内に入るのは久しぶりだなぁ…」
懐かしい校舎を探索する。
「おお、懐かしい6番教室じゃないか。3年の頃まではここでいろんな授業受けてたんだよなぁ。ちょっと中を覗いてみるかな。」
日曜の教室にはもちろん誰もおらず、ドアを開ける音以外は静寂がこだましあっていた。
「友達らと固まってしょっちゅう座っていた席に『自分が居た証』みたいな感じで、卒業前に自分の名前を彫ってきたんだったなぁ。まだあるかな?」
よく座っていた中央列前から2番目の左端の席へ向かった。机はや椅子は新しくなっていない。ひっそりと授業の邪魔にはならない場所に彫り込まれたそれは、卒業時から変わらぬままに俺の名前を記し続けていた。

しかし、そこで机に触れた左手にザラリとした感覚が走った。左手はちょうどラクガキの左側に置いた。つまり、俺の名前の左側に別の何かが彫られているということだ。そういえば、アイツが宇都宮に行ってきたとか言う話を聞いていた。まさか…。









いやあああぁぁっ!!!


ごめんね。どうしてもオチをつけたくなっちゃう性質なんだよw