漫画感想

8月初旬から夏コミ前まで
・「喧嘩商売木多康昭 8巻
さすが「そのまんま単行本化」w ライアーゲームを見てなかったのでそこは元ネタをよく分からなかったのが残念だが、相変わらずのサービス精神で描き下ろしも多数あり、たいへん満足させていただきました。

・「100万$キッド」石垣ゆうき 1〜7巻
大抵の勝負は1話で決着するというテンポの良さはいいが、出てくる敵もしょうもないイカサマを使う奴らばっか。それを、これまた子供向けな見破り方とトリックで勝っていくという、実にお子様向けのギャンブル漫画。そもそも、ポーカーでフォーカードやストレートフラッシュがそんなにポコポコ出てたまるかってのw あと、ピンが無いルーレットなんてあるかい!ブラックジャックで、ディーラーは17からさらに引くなよ!など、お子様向けなだけに突っ込み所は多数。

・「勇午真刈信二赤名修 1〜7巻くらい
まだ途中だが、とりあえずここまでの感想を。まず、面白い。マスターキートンをもっと殺伐とさせたような漫画ってイメージだったが、まさにそんな感じじゃないかと。「交渉人」の仕事ぶりが詰まってたであろうパキスタン編。圧倒的不利な状況からも最後の一話で全てを丸く治めるロシア編。うん、素晴らしいね。関わった人にちょっと迷惑を掛けすぎな気もするけどw まぁ今後も読んでいくのが楽しみだ。

・「鋼の錬金術師荒川弘 17巻
まだ北国編は終わらず。それでも、建国からどうこうとか国全体で方陣がどうこうとか、少しずつではあるが話が進んでいる手ごたえがあるのはありがたい。そのうち1年に2冊くらいしか出ない単行本を待ちきれず、ガンガンにも手を出してしまいそうだな…。

・「GANTZ」奥浩哉 21巻
ホストざむらい(笑)も巻き込まれ、一般人まで巻き込まれるようになり、しかもGANTZ大阪組まで登場。いったいどうなるのか全然先が見えないが、最終的にはちゃんと風呂敷を畳んでくれるのだろうか…? 某浦沢先生のように尻すぼみにならないことを祈る。

・「まろまゆ氷川へきる 1巻
ぱにぽにだっしゅ!」はDVD買っちゃうくらい大好きだけど、「ぱにぽに」は全然面白いと思わない。そういうわけで、好きな人が居たら申し訳ないが、俺は氷川へきるは全然面白い漫画家だと思ってない。この漫画も、散りばめられたオタネタが分かる分からない以前に、残念ながら面白くなかったね。「だっしゅ!」にこの漫画のキャラも少し出てたから馴染みがあったけど、それが無かったらそれこそ読めたものじゃなかったかもしれん。(てゆーか、酷評するくらいなら読むなよ…。)

・「メトロサヴァイブ」藤澤勇希 1巻
「BM」が好きだったので読んでみた。「ドラゴンヘッド」初期や「BM」2部のような閉鎖空間サバイバル。この人の描く悪役は、本当に気持ちがいいくらい顔から発言から全てがゲスだw 続きも気になるし、この手の漫画はけっこう好きなので他にもあったら読んでみたいものだ。

「エマ」森薫 5巻
たしか4巻までしか読んでなかったので。アニメは見ていたはずなのだが、あまり内容を覚えていない記憶力の悪さに絶望した!

・「もやしもん石川雅之 2巻
面白かったけど、隣に居た男のワキガが考えられないほどキツかった。なんで漫画なのに臭いまでリアルに感じなくちゃいけないんだかw

・「天体戦士サンレッドくぼたまこと 5巻
最新刊買い忘れてたので今頃。大爆笑するほどじゃないけど、この漫画の空気がけっこう好きだ。ヴァンプさまがヘンゲル将軍と飲みにいっちゃった後の怪人と戦闘員の話とか、とにかくしょうもないw まぁいい漫画だよ。

・「勇午真刈信二赤名修 8〜15巻まで
読めば読むほど面白いじゃねーか、まったく。予想はしてたが、イギリス編のように「イスタンブールの一件」の伏線を回収する話があったり、ベトナム編のように脇役が再登場したり。2巻丸々主人公を出さずに引っ張ってきて、最後にドカンと解決させることによって得られる圧倒的なカタルシス。涙が出た。この漫画はスゴイ。今まで巻数の多さになんとなく敬遠してたのが情けないし恥ずかしい。


夏コミの影響で漫画を読むのはほぼストップ中。それよりも同人誌感想の方が先かなぁ。