雀荘モードについていちおう考えてみた

まとまってないけど、馬鹿なりにいろいろと考えてつらつらと書いてみました。


まず、雀荘モードはたぶん実現しないよ。理由は、俺が「実現しないよ」って言ってるからw これは冗談だが、みんなが「実現しない」「コケるコケる」って言ってるような変化は結局実現しないもんだよ。まぁ「みんなって誰だよ」って話ですけどね。つのさんもいろいろな事をとりあえずやってみる人だけど、今まで本気の「改悪」はやってないと思うんだ。あった方がいいという声があっても、無くていいという声の方が大きければ、それなりに考慮する人だよたぶん。ユーザーの声に応えるのが仕事なんだし。

そもそも、雀荘モード、いわゆる「雀荘をネットに置き換えたもの」なんて今さら天鳳にいらないんだよ。ここで大事なのは「いらない」ではなく、「雀荘を」と「天鳳に」という部分。「麻雀をネットでもできるようにしたもの」はあっていいし、そのルールが雀荘っぽくても別に構わない。だけど、天鳳は今こうして雀荘とは別の制度で大きくなった。これを今さら雀荘に合わせる必要なんて無かろうってことね。いいかい、「雀荘」と「麻雀」は違うんだ。現状、天鳳36万人のユーザーが楽しんでいるのは「麻雀」であって、「雀荘」ではない。もちろん天鳳ユーザーにも「雀荘」を擬似的に楽しみたいという人も居るだろう。だけど、それはラーメン二郎に入ってきたのにカレーを食べたい人が居るかも知れないからメニューにカレーライスを用意するようなものじゃないの?まぁそれはそれでたまにはありなのかもしれないけど、ロットが乱れるだろ!4人しか居ないのに1人がカレー食ったら麺が茹でられなくなるんだよ!みたいな感じ。二郎は1回しか食った事ないから二郎コピペでしか知らない適当な知識で書いてるけどw

雀荘のチップ麻雀での収支制に慣れる?雀荘で打つのに慣れたい人は、そんなのの前にリアル麻雀に慣れる方が何千倍も大事だって。リアル麻雀は、サイコロ振って配牌を4441と取っていちいち自分で見やすく並べ替えてそうしている間にもう自分のツモ番が来てて他家に無言で急かされながらツモって何切るか考えて切ってまた自分のツモ番が来るおっとその前に対面の切った東を鳴きたいああでももう上家がツモってるあーまた俺のツモ番かどれ切ろうこれだうわもうリーチかよ安全牌右側持ってきておこうあーツモられた何点?2000-4000?本当に?和了り形見せてえーとリーヅモドラドラだけかなあー裏ドラも1枚かえーと俺は子だから1000点棒2本とあとチップ1枚かちょっと待ってあーもう牌山崩してるもう次の局が始まるのか、っていうネット麻雀では絶対慣れられない部分に必死で付いて行かないといけないんだから。


ここまでダメ出しばかりしてきたが、試みとしてはまぁ面白いっちゃ面白いんだよねー。

世の中には天鳳のpt制度に不満を感じながらも天鳳を打っている人も居るだろう(これをAとする)。不満を持って天鳳を打ってない者も居るはず(B)。もしかしたら別のネット麻雀ユーザー(C)や潜在的ユーザーでもある麻雀ファン(D)には「雀荘と同じルール感じだったら天鳳やってもいいよ」って人も居るかもしれない。そのような人たちを受け入れるための新しいシステムを用意することによって、そいつらをも全て天鳳が掻き集めてやろう、という考え(野望?)としては面白い。
だけど、残念ながらネット麻雀人口というのはそれほど多くない。そして、現状ではそのけっこう多くが天鳳に集まっている。現状の天鳳ユーザーを10としてABCDを全部足してどれくらいになるのかは分からない。ただ、ABCDを足しても10にはならないんじゃないかなーというのが俺の勝手な考え。

駅前とかで、通りを挟んだすぐ向かい側に同じ系列のコンビニがあったりしませんか?柏駅西口がまさにそうで、細い道路の右にも左にもファミマがあるんですよ。ああいうのって、「そこに他のコンビニに入られて売り上げが半減する可能性があるよりは、同じ系列の店でこの通りの客を半分ずつ分けあってた方がマシ」って感じだと聞いたことがある。
(関連:同じチェーンのコンビニが、もの凄く近くにある場合がありますが、チェーン内で、... - Yahoo!知恵袋

天鳳の段位戦と雀荘モードはまさにこれなのだろうか。コンビニと雀荘は違うから一概には言えない。ただ、現状で「すぐ向かい側」には何も建ってない。向かい側に店を立てたら、今まで道路を渡って段位戦を打ってた人や、新しく出来たから行ってみるかと多少は人が流れるて、一時的に段位戦の客入りが減るのは必然。これが「負のスパイラル」を起こすかどうかが勝負だろうね。

ただ、ちょっとgoogle通りを歩いて別のコンビニを探せば「雀龍門」やら「Maru-Jan」やらは建っている。コンビニ「天鳳雀荘モード店」が別の通りからわざわざ歩いてこちらへ来るほどの吸引力を持つかどうかは分からない。もし天鳳がそのような人気を集められれば、確実にネット麻雀界で頂点に立って一人勝ち出来る。つのさんはこれを目指しているんじゃないのかなーと。現状10の段位戦が一時的に6や7まで落ち込んでも、新しく立てた雀荘モードで5〜6も集められれば合計で10を超えるし、そうなればまたそれぞれが7〜8〜9〜10と増えて行くのではないかと。みんなが心配してるのは結局ここだよね。10が6や7まで減るとそれはさらに3や4まで落ちていく可能性もあるし、雀荘モードが3や4しか集められないかもしれない。つのさんはさすがに雀荘モードのニーズというかマーケティング的なこともして天鳳の利益になるとふんでるんだろうけど、俺は全部想像でしかないからなんともいえない。ただ、みんなが悪くいうほど勝算の低い勝負ではないんじゃないかな。それでも、安全牌があるのにリーチに斬り込んで行ってるようなものだとは思う。だけどこのまま現状維持だとツモられちゃう可能性もあるからねぇ。有限会社シー・エッグとしての判断をどうするかは難しいところですな。

個人的には雀荘モードとか作るよりも個室モードを充実させた方がいいと思うんだけどね。チャットの有無やもうちょっとだけ細かいルール設定を出来るようになる方が、雀荘モードを作るよりも大きなウリになると俺は思うんだけどなー。周りに結構居るよ、1級〜二段くらいで行き詰まって、チャットとかやりながら個室で楽しむのを中心にしている中級者一歩手前の人ってのも。上級者は上級者で、牌譜検討やらルール変更しての勝負とかは面白がる人も多いんじゃなかろうかね。